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解説番外編・minamitetsu「詩人on the road」

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井の頭の解説はちょっと骨が折れるから後回しね。今日はおれのやってる(活動と言える活動はほぼしてない)バンド、minamitetsuの新しい音源について。詳細・購入方法はこちらへ

すごくよく録れたと思う。去年の九月にできてたものをずっとほとんど放置してて、今回井の頭EPの発売に合わせてやっとでてきたやる気を振り絞ってミックスちょっと直して装丁作って、っていっても茶封筒に入れただけだけども、これがなかなかお気に入り。
そもそもなんでminamitetsuをやってるのか、とかよしむらひらくソロとの違いはなんなのか、とか、そういう疑問があるのだとすればまあ答えていきたいと思うのだけど、根本の部分でいい加減であることをよしとする、というより叱られてもそれをつらぬく、というのがminamitetsuをやる上での唯一のルールとしているので、好きなように書いていきます。いい加減であることをやめないのって、けっこう難しいし大変なんだぜ。

つまり、おれにとってバンドのいいところは、ひとりじゃないところ。そう考えるとやっぱりソロがあってこそのものなのかも。特に解説として書くこともないけど、以下畳みます。



1.gozira
この中では一番新しい曲。元はよしむらのボツ曲から流れたデモだけど。いざやってみると三人それぞれの割と得意な演奏パターンが顕著に出た。
歌詞はおれ自身のこととドラム金川(以下かね)のことを歌ってます。そういう意味でもminamitetsuのための曲。まあバンドでやり始めてから詞をつけたから当たり前っちゃ当たり前だけど。いや、男のことを詞にしたのなんていつ以来か。
スタジオでの呼び名は「一曲め」

2.rap
2011年にminamitetsuをやり始めたとき、一番はじめにまとめて作った五曲くらいのうちの一曲。これも宮原(以下みやさん)とかねが演奏する前提でアレンジした。おれのギターだけちょっと不慣れなことやってみようっていう気概があったけど。
詞はずいぶん前にメモってあった言葉遊びみたいなものと、あとサビはなんて言ってるかよくわからない。何も言ってないんですと主張するには、ちょっと英語っぽすぎる。せめて文法的に正しい英語に聞こえるようにしとけばよかったか。


3.ai(あい)
みやさん曲。アレンジはギターが入ってない状態でみやさんが持ってきたデモほとんどそのままの上におれが楽しくギターを弾いただけ。この音源の六曲のなかでこれが一番好きかも。
詞は何を言いたいのかよくわかりません。なんかみやさんっぽい、と思うから恐らく嘘はついてないんだろうと思うのでオーライ。
minamitetsuブログでみやさんによる全曲解説もやってもいいかもな。
スタジオでの呼び名は「ドゥッドゥードゥ」「ベースではじまるやつ」

4.mizu
続いてこれもみやさん曲。このアレンジはもうほとんど原曲の面影無し。スタジオでいちからアレンジする、というおれの人生においても数少ない経験の材料になった曲のひとつ。
詞はもう完全にみやさん。おれにはわからないし、かといって誰にもわからないわけじゃないと思うけど、少なくともおれにはわからない。上と同じ理由で、それ自体はぜんぜん悪い事じゃない。
スタジオでの呼び名は「シューゲ」

5.prayer for education
おれが20歳くらいのときに作った曲。アレンジもほぼそのまま。タイトルは当時のサブタイトルというか、備考欄みたいなものがメインタイトルと入れ替わった。元のタイトルは「かがやき」
詞はこれは、誤解を恐れずに言うなら、普通に意味があるタイプの曲。だったけど二十歳のおれの言ってることはうっとおしいし、客観的にはやっぱり意味はわかりづらい。この詞を書いてた当時根底にあった優しさの感情については記憶があるから、それを信じて未だに歌ってみているという感じ。それは、おれは意味があると思うんだけどどうか?うっとおしいとは感じつつも、五年前の自分の言ってることに耳を傾けてやりたいという、好奇心とないまぜになった年少者である仮想・当時のよしむら少年に対する愛情のようなもの。
スタジオでの呼び名は「pfe」

6.akegata
これもminamitetsuスタートのタイミングで作った曲。おれが今まで作った歌の中、マイベスト5に挙げたいくらいの曲。詞も好き。
ただ、演奏が難しい。うまくできたときはすごく気持ちいい。




録音はアコギと歌以外を一発録り(三時間で終わった)。57六本(kick,snare,topL&R,ベース、ギター)。アコギと歌はおれの57β。
全行程おれのMacBookAir(protools)で制作。マスタリングには出さなかったからレベルを稼ぐのが大変だった。
音源制作費は奇跡のスタジオ代だけ。(六時間予約したうちの三時間はおれが忘れ物を取りに家に帰るパートで過ぎた)



最後に、minamitetsuの活動に必要不可欠なディレイをくれたナカタっていう生意気な男にスペシャルサンクス。今日からあのディレイをナカタスペシャルサンクスと呼ぶよ。
ちなみにナカタスペシャルサンクスはよしむらのライブでtokyo2012を演奏するときにも鍵盤に繋がれて活躍してるよ。ナカタ、ほんとにスペシャルサンクス。