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6/14〜20・七郎さんちの自販機の終わり


15日けんじデュオ新宿
けんじデュオは実は8年とか?もうやってるんです。その中でも当日サウンドチェックをした数少ない日のうちの1日になりました、それがよかったかどうかは実際あんまり関係なかったと思う。むしろ明らかにそれが良くなかった点はあって、サウンドチェックのために早く集合してから本番までの間に2人で喋りすぎて本番中に話すことがなかった。おれは基本的に本当に人前でしゃべるのが苦手なんですが、何人かおれをステージ上でもスルスル喋らせてくれる相手がいるんです、けんじの他にはヒョウリとか、ほんとに数少ないんですけど。
この日は本番前に2人で楽器屋に行き、熱帯魚屋でお魚を見て、おれはお魚好きなんだよ、おれも嫌いじゃない、という話をして、定食屋で飯を食いました。
フェイスブックでけんじの写真だけをたくさん上げるためのアルバムを作ってるんですが、けんじがフェイスブックをやってなくてそれを見たことない(知ってはいた)ということを初めて知りました。ちょっと悪かったなと思いつつ新ネタを供給するためこの日もたくさんけんじの写真を撮りました。けんじの面白い写真を撮るというのはおれとけんじの共通の果てない目標なのです。10年続いているライフワークなのです。
ライブはまあまあよかったです。
PAが久しぶりの原田っちだったのでたくさん喋りつつ2人で一緒に帰りました。
とにかくよしむらはたけデュオは楽しい。



16日よしむらバンド代々木
行ってみたらサウンドチェック少し押してて、あまり時間は無くなったけど前日モーションに忘れていた物販一式を取りに本番前に歩いていった。暑いわ人多いわ案外遠いわ時間無いわの、直前に小一時間小走りと早歩きをしてからすぐ本番という流れになった。歌う前から汗ダラダラだったし、終わってみたら体はバキバキだった。急遽曲を増やして7曲やったからというのもあるし、ただでさえきついから1日1回歌うのが限度の初期レイガンみたいな曲夜に間に合うかをやったというのもあった。
この日はギター西田がいなかったので、曲をよく覚えていないのをごまかすことに専心し続けてきたおれにとっては軽い受難の日だった。いつも見に来てくれている人からはえらい評判よかったので相対的にいい演奏ができたのだと思う。半年間一度も合わせてなかった狐の嫁入りを急に思いつきでやらせてしまってメンバーには悪いことしたけど。最近できるだけ毎日一回は楽器に触るようにしてたらギター弾くのが楽しくなってきた。

おれが他のミュージシャンと共通言語とできるものというのはだいたい本当に少ないんだなあと日々感じる。そこを広げるといってしまえば簡単だけど、通気性が良いのに水がしみてこない山衣類科学繊維のように、慎重な取捨を、しかし一瞬の直観に依ってうんぬんかんぬん



19日には、レーベル契約があった頃にお世話になっていた人に仕事の相談をしにいった。大学生に置き換えて言えばゼミの先生?みたいな感じになるのか、ちょうど自分の倍の長さを生きている人にわざわざ時間作って会ってもらうって決して当たり前にあることではないですよね。
話しに行ってよかった。ここ最近一番感動した日だった。

夜中に、ずっと詰まっていた曲の歌詞に取り組み、ついに突き抜けた。
自分で表現したいことがあってやるのが本来のはずの音楽に、なぜ苦労して作るということをしなきゃいかんのか、そんなのは盲目の極みだバーカ、とサボりつづけていた。その考え方が間違っていたと思うわけではないし、悩まず作ることができた頃と今はその点決定的に違ってしまっているけど、今は作ろう、と思っている。


20日の昼に新しい詞でデモに歌入れした。




実家から一番近い自販機は、それを家の前に置いてる七郎さんのもので、おれが高校生の時には煙草のが1台、飲み物のが4台くらいはあったと思うんだけど、徐々に減っていって、ついこないだ最後の一台のお金を入れる穴にガムテープが貼ってあるのを見つけた。
七郎さんは結構なお年寄りで、ランニングシャツ姿で、目的はわからないけど自販機を開けては中を覗いてるのをしょっちゅう見かけた。
自販機好きとしてのおれの師匠のように密かに思っていたのだけど。
話したことはない。




来週はひたすら詞を書くつもり。