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本日はご本のご紹介

たくさんツイートするようになるとブログに書くことなくなる。




ゆっくり読んでいた。高橋源一郎さんの「ぼくらの民主主義なんだぜ」

朝日新聞の月イチ企画らしい論壇時評をまとめて単行本にしたものだそう。要は書評のようなもので、ひとつひとつの記事の長さもちょうどブログくらいのサイズ、その中で4、5人の発言や本について触れるからこの本自体を読書するという心構えだと駆け足な感じは当然あるけれども、ひとつの記事の中で大筋の方向性はあって、高橋さんの言いたいことに沿っていろんな本や発言に少しずつ触れていくという形、本来は紹介されている本を読むところまでやって初めて成立するものなんだろうけど、おれはまあそのうちまた縁があったら読もうかしらと思ったくらいです。
高橋源一郎さんの本はデビュー作一冊しか読んだことなかったけれども、去年くらいかツイッターでキレッキレに優しいつぶやきを見かけてからファンになりました。
いつだかも紹介したかもしれんけど、おれが感動した高橋さんのツイッターの当月の論壇時評について説明されている部分から引用させてもらって紹介に代えます。

高橋源一郎 ‏@takagengen 1月29日
スーザン・ソンタグは、誰よりも鋭い意見の持ち主として知られていますが、それでも、こう書かざるを得ませんでした。「意見というものの困った点は、私たちはそれに固着しがちだという点である。……何ごとであれ、そこにはつねに、それ以上のことがある。どんな出来事でも、ほかにも出来事がある」

「そこにはつねに、それ以上のことがある」。この事件だけではなく、なにかが起こるたびに、わたしは、このことばを思い出しました。結局は、なにかを言わねばならないとしても、前のめりに、自分が正しいと思うからというだけで発言することの恐ろしさを、いつも胸の奥に抱えていたいと思ったのです。

絶対の正義や正解というものは無いとした上で自分の考えを表明する苦しみ、というものの匂いがおれはどうしようもなく好きなんだなあと思う。

そういえば朝日新聞といえば赤だ反日売国奴だという批判が右側の一部の人たちの基調ですらあるくらいだけど、おれの直接仲良いい昔からの友達の中では唯一と言えるくらい尖った左寄りの男、本当に恐ろしく頭のいいやつだけど、そいつが朝日をえらく嫌ってたのはなんでだったんだろうかしらと最近少し気になってる。






るきさん高野文子さん本当に好き。

おれが生まれた直後くらいから数年感の連載作品だから時代背景は確かに今とずれるけれどもこのセンス古いな、、という部分がいっこもない。丁寧で慎重な視点で語る人の大胆な跳躍力!これ!って感じ。

敢えて言及するなら、親友がテンカブツとゲンパツはモードクよ、というのをニコニコしながらスルーする主人公にのアティチュードに、我が意を得たりという気持ちになる(原発は基本的になくす方向でいってほしいなあと思っているし、知り合いが「節電とか知らんしwww」みたいなことを言ってるのを見るとちょい胸くそ悪くなるおれではある)。






なんか方向性のあるポストになっちゃったな。
昔っから政治的な発言をする人たちというのはどこか別の世界で別のことを考えてるひとたちと思ってきたけど、最近少し考え方が変わりつつあったところにちょうど流れてきたケラさんのツイート。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ ‏@kerasand 7月6日
たまに政権についてつぶやくと「政治的なことには触れてほしくなかった」とか言われる。政治的ではなく社会的なだけだ。そこだけに触れない方がよっぽど不自然。きんたまに触れる者は安倍にも触れる。


自分が絶対に正しいとも、意見の違う人とは絶対に仲良くなれないともまったく思わないけど、なんとなく考えてみたくなった社会のこと、考えるのをわざわざ避ける必要は無いかな、と最近思うようになった。考えたことを言わないでいる必要も今のところはないかなと思います。失うものがな(売れてな)くてまあそこはよかったかなと。





録音してます。ツアーで出すデモほぼ完成。デモだから完成させすぎるとつまらんとは思いつつついいじっちゃう。新曲だけの音源いつぶりだ。一年半ぶりか、、