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thanks giving tour記④東京9/17


9/17原宿ストロボカフェ

雨だった。原宿に行くのは久しぶり。前回も何年か前に渋谷から新宿まで歩く間に通り過ぎたぐらいだと思う。
前々日から花粉症がうまいことクリティカルな感じに何かと結びついて鼻水がとまらず喉が荒れきっていた。ライブの日にこんななるのは久しぶり。前日から珍しくひたすらケアをする。体調もゲロゲロだった。
喉の調子が悪い時にはいつもそうだけど消毒がしたいわけじゃねえ、そういうことじゃねえ、いわゆる喉に良い、というのと、速やかに歌える状態にしないといけないときの対処法は全然違う。
何がサンクスギビングだ大袈裟こきやがってクズがと自分を責めつつも、雨のせいか、季節のせいか、妙に落ち着いたゆっくりした気分で本番まで。牛丼屋で牛丼を食べた。牛丼屋も久しぶりだ。

フタを開けてみればライブは、一曲歌ったら二曲ぶん休めるという特殊な状況だったのでまだなんとかなった。いつも入らないスイッチが入ってた感もあった。おれは春がよかったと思ったけど、珍しく見に来てくれていたリツコさんが井の頭がとてもよかったと言ってくれた。けんじといしばしも来てくれていて癒された。メンバーが弾き語り見にくんの本当珍しい。

この日の企画者ノゾミちゃんは、去年くらいか知り合った。あんまり気を遣わず絡んできてくれるからやりやすい。同年代の友達ができるというのは嬉しいもんだ(友達ほしい)。ギターがうまい。
佐々木さんは優しい。アナログフィッシュは音をきちんと聞いたこと無かったけど先日いかしてもらったワンマンがすげえよかった。良いバンドを見るとバンドをやりたくなりますよね。ベーシストが他の楽器やると器用にこなしてる感じが出るイメージがあったけど佐々木さんのギターは反対にというか、音を出すためにギターを弾いてる感じがして嬉しかった、聞いてみたらベースより先にギターを始めたのだそうだ。なるほどである。アナログフィッシュいまおれの中で気になり度が高い。すごいバンドだと思う。

会場のストロボカフェもよかった。いしばしのバックで北参道の方の同名店に出たことはあったけど、原宿のほうが断然好みだった。後日会ったヒョウリに聞いたら、ヒョウリもここのフロア(今回のイベントがフロアライブだった)とステージ両方で一回ずつやったらしいがフロアの方がよかったと言っていた。ロックバコでのフロアライブはあんまり好きじゃないけど、思えばネストのバーフロアとか気持ちよかったし、そういうことだな。

この日は将来歴史の教科書に載りかねない出来事もあった。何ヶ月間かローテンションに熱心に追いかけてきていた関心事だったので、わかってはいても結果がはっきりとひとつ出るとやっぱりそれなりに感情にきた。ただこれを書いている現在、ここ数日なるたけ冷静に考えてみたらたぶんおれはネトウヨ的なものが気持ち悪かっただけだし、政治に限らず大局がおれの思う方に向いたことなどこれまでの人生なかったし、そもそもこの世は地獄なのだった。またもう少し空っぽの頭でゆっくり考えようと思っている。

ツアーは続く。実はなんだか早くも諦めかけているのは、感謝を伝えるためにいろんなところに行くなんてのは最初から無理があったのだということ、新しく一日どこかで演奏をすればまた新しく感謝が募るだけで。きれいに清算なんてできようもないのかもしれない。