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あなたの選ぶよしむらひらくの一曲(二週目)

みなさまから頂いた選曲&コメントを掲載させていただきます。
本当にありがとうございます!


公開日 お名前(敬称略)
12/8 土龍(nano/ボロフェスタ)
12/9 井戸健人(スーパーノア/イツキライカ/サルバ通り)
12/10 カワムラユウスケ(フレンチソニックス)
12/12 永原真夏
12/12 ナカムラ ヨシヒサ(sleepers,アンテナ)
12/13 斎藤駿介(kokyu etc.)
12/14 カシマエスヒロ(bossston cruizing mania秋葉原CLUB GOODMAN etc.)






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『たとえば、「月が綺麗だ」
そんな話をする暇があればいいのさ』

こんなにインパクトのある歌詞を聴いたことがあるだろうか。

例えば、ブルーハーツの「チェインギャング」の、
『だから親愛なる人よ その間にほんの少し
ひとを愛するってことを しっかりとつかまえるんだ』
とか、「train train」の
『栄光に向かって走るあの列車に乗って行こう』
とか、「リンダリンダ」の
『ドブネズミみたいに美しくなりたい』
とか、「夜の盗賊団」の
『ああ 今夜、五月の風のビールを飲みに行こう』
とか、あれ、ブルーハーツにはけっこうあるな。困ったな。しまった。

ま、小学校5年生から思春期にかけて、ブルーハーツしか聴いてなかった僕にとって、あのバンドは「好きなバンド」というより、「細胞になってしまっている」と言えるので、比較対象にはならないかな。
というより、そんなヒロトマーシーの残してきた美しい言葉たちと、同じくらいインパクトのある言葉じゃないのかな。と僕は思う。
小学生の僕は、ブルーハーツの言葉そのものや込められている哲学の意味がわからないまま、その美しさに、ただひたすらにひれ伏していた。そして、このサビの1行目にも、意味こそわからないが(具体的にディスカッションすれば、いろんなパターンの解釈があるだろうけど)言葉の文字列、耳触り、メロディへの乗り方(メロディがいいのは大前提で、よしむらひらくの楽曲を語るのにメロディをモチーフにするのはナンセンスだ)など、所謂「歌詞」を構成するソフトを全て取り揃えた素晴らしいものであると思うのだ。

正直、「つきのうみ」よりも好きな曲はある。
名曲「春」だって欠かすことはできないし、「夕闇」や「灰色の街を眺む」はしれっと凄くエモーショナルだし、「perfect day(for L.)」のローファイなトラック・メイキングにも感動したし、「watarirouka」には似つかわしくない『愛している』や『頬にキス』なんて言葉も出てくる。

が、「つきのうみ」のこのサビの1行目には、何かある。
何かはわからないけど、聴いた人間の耳にとりついて離れない、先に挙げたブルー
ハーツの歌詞以外にも、『メロスは激怒した』とか『吾輩は猫である』とか『春が2
階から落ちてきた』とか『バルス』とか、一聴きで絶対に忘れることのできないよう
な、魔法の言葉なんだと思う。

だから、そんな呪いの言葉(ひらくの場合「魔法」よりも「呪い」の方が似合うと、今思った。1時間後はわからない。)が投下されている、「つきのうみ」を選ばせて頂きました。

よしむらひらく本人との話は、まあ、いいや。
彼の実家の居心地が、驚くほど良いです。


by 土龍(livehouse nano店長 / ボロフェスタ主催)

選曲:つきのうみ(井の頭EP)





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よしむらくんを初めて観たのは、2009年の渋谷でのイベントだったと思う。
その日はたくさんのバンドが出演していて、そのほとんどが格好良いなと唸らされる奇跡のようなイベントだった。そんな夜は滅多にない。
しかも、季節は夏。最高だった。

イベントの終盤、よしむらくんはカフェのような場所で、バンドを率いて演奏していた。
エレファントカシマシサニーデイ・サービスなど、ドメスティックなロックシーンから地続きであることは明らかだったが、その誰にも似ていなかった。そこには特別な音楽と光があった。

2009年、東京、渋谷、夏の夜、よしむらくんが歌った「春」。
そのとき感じた心の震えのようなものは、今も鮮やかに残り続けている。

活動10周年、おめでとうございます。


by 井戸健人(スーパーノア/イツキライカ/サルバ通り)

選曲:春(春/はじめなかおわり)






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バンドでも恋でも、何をするにも考えすぎていた頃、よしむらひらくがくれたロマンチカ09。
聴いた瞬間の悔しさや親近感が、あの頃感じていた音楽辞めたい気持ちとか、結局辞められない音楽が好きな気持ちとか、開き直って全部肯定できたような、少年ジャンプ的アツイ感じにさせてくれた。

ついでに、気がつけば課金するまでにパズドラにハマるよう仕向けられたのも、エンシェントドラゴンナイトにプラスを振るなと、よしむらひらくから来たメールだった…。

ラブソングばかり書いてしまう僕にとって、彼の生々しくて薄暗いのに甘美なラブソングは居心地が良くて、やっぱり悔しい。

選んだ曲は、一度2人でデュオをやった曲。ロマンチカ09の1〜3曲目の流れが本当に好き。


by カワムラユウスケ(フレンチソニックス)

選曲:うごく こころ(ロマンチカ09※廃盤/ときめきのメモリアル2)





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SNSを流し見してて、久しぶりによしむらくんの名前を見つけて観てみたら、この曲が流れてきて
ストレートすぎてむしろ意表を突かれて
「ちょういい曲!」とコメントしたことを覚えています。
淡い季節が似合うシンガーだと思うな。濃淡を表現できるひとだ。


by 永原真夏

選曲:春(春/はじめなかおわり)






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よしむらひらくさんとの出会いは2010年の後半
初見で衝撃を受けて終わったあとのじんわりとした余韻を覚えている。
メロディと言葉がすーっと入ってきて心に残り、その日物販で売っているCDを全て買って大体口ずさめるようになるまで繰り返し聴いていた。

それから数ヶ月後の2011年3月11日、地震の影響で停電になり暗くなった仙台に僕はいた。

夜、部屋で何もすることがなくなり手元にバッテリーが残り少なくなったiPodを握り、外に出て一人散歩に出た。

避難所には行きたくなかった。


「さつき」という曲をその日はバッテリーが無くなるまで何度も再生した。

まるでこの日の僕の為に作られた歌なんじゃないかってくらいに歌詞が入ってきて少し元気が出た。
この日の答えがどこかでなって消えて、無くしたものを思っていられる日が来るようにと。

今でもこの曲を再生するとあの時浮かんだ元気と大停電のおかげで綺麗だった星空の両方を思い出す。


by ナカムラ ヨシヒサ(sleepers,アンテナ)

選曲:さつき(ロマンチカ09※廃盤/ときめきのメモリアル2)






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んーと。
あれは2008年の冬。
当時やっていたバンドで、声を掛けてもらった高円寺のライブハウスでのイベントに出演しました。
主催者のノリスさんが、ぜひ逢わせたい「よしむらひらく」というシンガーがいて〜という話でのお誘いでした。
当日、仙台から会場にいくと無精ひげにタバコを吸ってるとっつき辛そうなおにいさんがいました。でも、歌は最高に良かった。
終わって話をしたら、良い人だった。そして、自分よりもずっと年下だった。
あれから結構経ちました。
僕もバンドをいくつか渡ってそのたび一緒にやらせてもらって、そのたび彼もメンバーや編成が違ったりして、それでもお互い続けています。
震災のあと、まだ電気も全回復してない頃、仙台に来てくれて一緒に海まで何時間か歩いたり、私が帰省した時に二人で高尾山へ初日の出を見に行ったりもしました。

ワールウィンドに関しては、特別好きな曲です。
こんな曲、歌詞を誰かにずっと書いてほしかった、って感じの曲です。

いつだかの弾き語りライブで、僕が来ているのを知ってやってくれた時は大変うれしかったです。
その節はありがとうございました。


by 齋藤駿介(kokyu etc.)

選曲:ワールウィンド/恋は瞬間(ロマンチカ09 ※廃盤)





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よしむらくん、活動10周年おめでとうございます。
よしむらくんの曲の中で一曲選んで欲しいという依頼なんですが、この人ほんとに多作で、しかも、良い曲が多いので、これ、そうとうなひらくマニアじゃないと難しい作業だと思うんですけど。
しかし、じつは僕にも、今でも心に残ってるひらくソングがありまして。2011年の4月5日にグッドマンに出演してもらった時に「新曲です。」と言ってやった「海の見える街」という曲。当時、震災に対するアクションはプロからアマチュアまでいろんなアーティストがやっていましたが、この早い時期に新曲という形で、しかも、聴いて頂ければ分かる通り、とてもフラットで日常的な曲だったのに驚いた事を憶えています。当時は震災に対してどう考えたら良いのか、みんなそうとう悩んでいたし、混沌としていた時だったので、この時期に「未曾有の大災害が起こりましたが、その前にも、その後にも人々には(僕には)日常があって、そして、それはこれからも続くんですよ。」と歌われて、その空気を絡めとる才能とスピード感に「弾き語りってスゲェな…。」と恐ろしくなりつつ、震災と自分とのある意味突き放したリアルな距離感に安堵も憶えました。しかもこれ、今聴くと普通に日常の中に起こったちょっとしたつまづきを歌った曲に聴こえるというね。この距離感、このフラットさ、これがいわゆるポップソングの恐ろしいところであり、マジで、よしむらひらくの恐ろしい所ですよ。

フラットな日常の事を歌った曲として、僕の個人的な想い出と共に是非ベストに入れて欲しい曲です。


by カシマエスヒロ(bossston cruizing mania/秋葉原CLUB GOODMAN etc.)

選曲:海の見える街(limited CDR 2011※廃盤)











公開日 お名前(敬称略)
12/1 chori
12/2 かみぬまゆうたろう
12/3 ニシハラシュンペイ(ヤーチャイカ)
12/4 佐々木健太郎(Analogfish)
12/5 Nozomi Nobody
12/6 神田リョウ
12/7 吉田ヨウヘイ(吉田ヨウヘイgroup)



公開日 お名前(敬称略)
12/8 土龍(nano/ボロフェスタ)
12/9 井戸健人(スーパーノア/イツキライカ/サルバ通り)
12/10 カワムラユウスケ(フレンチソニックス)
12/12 永原真夏
12/12 ナカムラ ヨシヒサ(sleepers,アンテナ)
12/13 斎藤駿介(kokyu etc.)
12/14 カシマエスヒロ(bossston cruizing mania/秋葉原CLUB GOODMAN etc.)



公開日 お名前(敬称略)
12/15 わたなべなおき(とんねるほり~ず)
12/16 赤倉滋(LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS)
12/17 レガシー・イノだい (金色 / Bell East / メリモ)
12/20 中島孝(ex Nakakoh)
12/20 リッキー(bulbs of passion)
12/20 大森なつ実(新宿MotionPA)
12/21 吉田健児



公開日 お名前(敬称略)
12/22 ヨシオカリツコ(「ricca」)
12/23 岸田佳也
12/24 金川卓矢
12/25 高橋豚汁(吉田ヨウヘイgroup)
12/26 カメダタク(オワリカラ)
12/27 畠山健嗣(H mountains)
12/28 謎本トミコ(絶景)



公開日 お名前(敬称略)
12/29 Ryo Hamamoto
12/30 金光裕史(音楽と人)
12/31 ゆーきゃん
1/2 おしこまん
1/2 KENTARO!!
1/3 やなはる
1/4 アダチヨウスケ(スロウパレード/花と路地)



公開日 お名前(敬称略)
1/5 なかがわりさ(ザ・なつやすみバンド)
1/6 アラカキヒロコ
1/7 花房真也 (SUSAVI)
1/8 スズキヨウスケ(しんきろうのまち/東京パピーズ)
1/9 早瀬雅之(新宿Motion/ex.うみのて)
1/10 nojico
1/11 natunatuna



公開日 お名前(敬称略)
1/12 西田修大(吉田ヨウヘイgroup)
1/13 藤本真平
1/14 渡邉和義(torque)
1/15 鈴木大輔(元よしむらバンド)
1/16 辻奈穂子(万万商店)
1/17 あねこけ(ex:H mountains etc.)
1/18 棚澤功知




随時更新 リスナーのみなさまより




公開日 お名前(敬称略)
1/29 金子"42"司(loft)
1/30 キヌガサチカラ(my letter)
1/31 小川惠代(渋谷La.mama 元スタッフ)
2/1 成川勇也(象の小規模なラジオ)
2/12 大森元気(花と路地 / ex.残像カフェ)
2/12 小森清貴(壊れかけのテープレコーダーズ)
2/13 ヨコタマサル(喫茶ワンデルング/CINRA)