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神様

Diary

親父からの遺伝か、ずっと頭痛持ちだった。小さいころ風邪気味だとリンパ腺がすぐ腫れたように(吉村家の風邪の療法は七味を入れたうどんか取り寄せて家で作る天一だった)、大きくなってからはどこか調子が悪い時は必ず頭痛もセットになる。年中、だいたい微かに頭が痛い。



高校生のときに花粉症になり、19か20くらいの春がこれまでの人生では一番ひどかった。自覚無しに鼻からさらっと水が落ち、くしゃみが出始めるとしばらく止まらず、朝起きると目やにが固まって激痛があり(寝るとき割と目を開けてたらしい。最近はしらん)、五感が鈍ってなのか食事中に口を噛み、腫れた部分を繰り返し噛み、どんどん腫れ上がった。傷に触れざるを得ない食事の時間が苦痛だった。
しかし何より肩こりと頭痛がひどかった。鼻呼吸ができないからだらしなく開けた口からは血が流れ、頭が痛いので目つきは悪く、肩も痛いのでアゴが上がり首をグルグル回していた。




ちなみに当時は茶髪でした。





ここ数年は低気圧頭痛が起こるようになった。最初はなんだか繊細そうに見えるのが厭で?認めたくなかったけど一度認めてしまうとちょっと嬉しくなったりもした。よくみんなの言う低気圧がやってくる時に頭が痛い、身体が重いというのではなく、おれの場合はなぜか、来る時よりも低気圧が去って急激に天気が回復するときが一番やばい。台風一過のサイコーな快晴の空の下でいつも死にかけている。

気になってググってみたら、低気圧頭痛は喫煙者に多いらしい。
飛行機頭痛について調べたときもそうだった。嫌煙家たちのプロパガンダなんじゃないかと思うほどの、頭痛はお前が煙草吸ってるせいだよというネットの意見である。


ただ花粉症については、喫煙習慣が症状を和らげるというネット記事が多かった。おれの花粉症の症状が19〜20のピークを越える年が無いのはもしかすると喫煙量の増加に依ってのことなのかもしれない。

スピスピワールドの住人や健康オタクの方々向けのネット記事に一喜一憂する気はない(してる)。科学は信じない、花粉の神様、気圧の神様、どうか頭痛も花粉症も煙草増税も無い世界をください。



オチはない。花粉症今年は割とひどい。煙草は高い。
おれの煙草への依存と愛情は強い。前に吉井和哉さんのライブを見に行かせてもらったときに楽屋挨拶での、煙草をやめて人生の相棒を失ったような感覚です、という言葉にも強くうなづいたのだった。喫煙者は昨今の嫌煙ムードに強く文句を言えない(身体に悪いし他人には迷惑だというのはわかりきっている)で、ただ世知辛いねえ、と煙と消えていく相棒にこぼすように、ひとりごちるのである。