「solo recording 160402」配信/おれにとっての大事なおしらせ再び

hirakuyoshimura.hateblo.jp




「solo recording 160402」
1.単三電池
2.淋しいともだち
3.wedding
4.extra sentimental
5.冬が来る
6.花咲く季節

free DL(n.y.p.)
2016.4.4〜5.31



hirakuyoshimura.bandcamp.com
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USTREAM: よしむらひらくon Ustream: . ホリデーミュージック
USTREAM配信のアーカイブはこちらから(~4/10)


4/2にゲリラUSTREAM配信のなかでライブレコーディングした弾き語りアルバムです。ライブ盤ともスタジオ盤ともちょっとずつ違う、なんと呼んだらいいのかよくわかりませんが。

「works/oshigoto」と同じくname your price(¥0〜¥∞)での配信ですが、works~はただ聞いてみてもらいたいというのと制作依頼の参考にしてほしいという理由だったのに対して、今回は少し意味合いが違います。もちろん受け取る側からしたら同じことなので気にしたい方だけに気にしてもらえたら。以下はスタジオローサレーベルオーナーとしてのつぶやきのようなものです。

今まさにちょっと工夫したら音楽データなんていくらでもタダで手に入る状況で、音楽の価値は下がる一方であるという見方もできると思いますが、実はそんなことなく、景気が悪いのと音源というものの人気が下がっているだけのようです。音源にお金を使いたがる人が少なくなれば、それが無料で手に入る方法がどこからともなく生まれてくるのは必然だと思います。
物の価格を例えあげてから精神的なものに対してはプライスレスと言う、というコピーのCMがありましたが、音楽という無形のものにも本来固定の価格がつく必要などないはずです。特に今回の配信アルバムに限っていえば、レコーディング、歌詞カードや装丁を含むフィジカルな部分、流通にかかる費用から計算されるレコードの価格というものとは違って、直接かかった費用はゼロです。
労力や機材環境についても、音楽である以上そこに価値が発生するかどうかは全て完成した作品の内容に依るのが道理であるはずです。そう考えるとむしろ今は音楽の価値がわかりやすくなっていると捉えることもできます。わかりやすくなっているというより、内容の善し悪しは完全にそれぞれの主観で、価値は人によって違う。お金を出さないと聞けない、というものだったのが、聞くのにお金はかからない、払いたい人は払う、という時代なのだと思う。

新曲(自信作やよ)を含んでいるとはいえこれも上に書いたように今回の制作に直接かかった費用はゼロだし、テイクも重ねていないからミスもある、修正もしていないのでクオリティは特典レベルと言っていいと思います。“気にしたい方”という言い方をしましたが、お金を払うのは早く次の公式盤を出してほしいという人だけで結構です。手間を踏んでダウンロードして聞いてもらう、これだけでもやってる側としては嬉しいものです(そうじゃない人も当然いるでしょうが)。
聞き手にゆだねるとか、信頼している、とか書くと暗に金払わないやつはずるいやつ、と言っているように聞こえるかもしれませんが、“この音楽に¥0という値をつける”という判断にずるさ卑しさは既に無い時代だと思います。正直にその判断をしてくれることまで含めて、信頼しているという言葉を使いたい。

ただ、みんながみんなそこまで考えるとは思ってない(というより誰もそんなことまで考えないと思っている)し、このやり方でまともなマネジメントをしていけると思うほどおれもピュアっ子ではないです。はっきり言ってあんまりない機会です、もうこれきりか、やってもこのタームの中であと一回くらいだと思う。それはある程度結果を見て判断します。5/31までの配信期間中にいったい何人の人がこれを聞いてくれて、どれだけの人がお金を払ってくれるのか見当もつきませんが、いずれも多い方がそりゃ嬉しい。


こういう内情の話も、もうしなくなると思います。“信頼している”とか簡単に言えないくらい多くの人に音楽を聞いてもらえる状況を作るためには、いらん話をしない方がいいというのは当然。今だけです。
リスナーを増やすためにまずは資金調達、それから完璧な作品を作ります。